にしのあきひろさんの絵本『チックタック 約束の時計台』の朗読作品が2020年4月25日にYouTubeで公開されました。
絵本が出版されたのは2019年4月ですが、コロナでいつ、当たり前のように隣にいる人ともう二度と会えなくなるかもわからない状況だからこそ、今見て欲しいと思ったのだろうね。
残酷な現実の悲しみと苦しみ、崩壊した日常と止まった時計、純粋な心で真剣に生きる先にあるものは何か。
素敵な絵と戸田恵子さんの朗読が素晴らしかったので、みなさんもぜひ観てみてください。
絵本『チックタック 約束の時計台』
にしのあきひろ作品史上、
もっとも残酷で、
もっとも美しい物語。こわれていないのに11時59分で止まっている
ふしぎな時計台がありました――。
あらすじ
町のはずれにあるホタルの森の中に、こわれていないのに11時59分で止まっているふしぎな時計台があります。
その時計台には、ヘンクツジジイのチックタックが住んでいます。
もう何年もまえ、チックタックがもっと若かった頃、ここに、ある孤児の女の子が訪ねてくるようになりました。彼女の名前はニーナ。
チックタックとニーナは、夜12時の鐘の音を、いっしょにこの時計台で聞くことを約束します。
しかし、その約束がかなうことはありませんでした。
なぜなら、その森に「火の鳥」がやってきたからです。
――どうして時計台は11時59分で止まってしまったのか? その理由がわかったとき、必ず涙します。TICKTOCK〜約束の時計台 | 株式会社 幻冬舎
YouTube『チックタック 約束の時計台』朗読
【絵本 読み聞かせ】 『チックタック〜約束の時計台~』(声:戸田恵子)
にしのあきひろ作 『チックタック〜約束の時計台~』 朗読
「だいじょうぶ。時計の針はかならず重なるから」
にしのあきひろ作品史上、もっとも残酷で、もっとも美しい物語。
著者:にしのあきひろ
朗読:戸田恵子
アニメーション:川上琢人
音楽:田口綾子(オープニング)
わたなべゆう(シーン1)
小嶋稜(シーン2)
田口綾子(エンディング)