これまでに経験したことのないほどの首の激痛で叫び続けた2週間前。
やっと、やっと、首の可動範囲が普通の人間に近づいてきています。
頸椎後弯症というものになりましたサッポリです、どうもこんにちは!
ストレートネックが現代病として取り上げられることが多くなってきた昨今、肩が上がらないとか首が痛いとか、もはや老人だけの問題ではないです。
2、30代の若年層もほんと他人事ではない。
以前も、首が痛くなって動かせなくなったことがあったけど、今回はやばかった。
本当に本当に耐え難い痛みでした!
頭の重さを首が支えられなくて、少し動かそうとするだけでも激痛で「ぎゃぁぁぁぁ!!」って感じ。
もしかしたらこのまま起き上がれなくなるんじゃないか?とか、
頚椎おかしくなっててこの先寝たきり状態で生活していくことになるなのではないか?と心配になりました。
病院行ってレントゲン撮って、処方された薬を完璧に飲んでいるおかげで、今は少しずつですが、痛みも和らぎ日常生活が戻りつつあります。
もうあの痛みを経験したくない。
ということで、今回は、凝りを溜めないように、ニチバンの『ロイヒつぼ膏』というものを購入して使用してみています。
じわっとくる感じが結構気に入っています。
頸椎後弯症
病気というわけではなく、ストレートネックと同様であくまでも症状。
頸椎後弯症に関してはウィキペディアなどが見つからず、YouTubeでこの動画を発見しました。
通常の首の状態からどんどん後弯してしまう頸椎後弯症になるまでの動画です。
今、慢性的に首に痛みを感じている人にとっては近い将来こういうふうになる可能性もあるので、かなり怖い動画だと思います!
Cervical spine degeneration simulation – Neck pain castle hill hills sydney call 9659 1200
通常、人間の首の骨は前側にカーブ(前弯)しています。
首からお尻までの骨はS字であるとよく見るし、聞きますよね。
説明がわかりやすいように、YouTubeで見つけたこの動画の中から、
通常の前弯・ストレートネック・後弯と3枚のスクリーンショットを撮りました。
ひとつずつ紹介していきたいと思います。
通常(前弯)
綺麗なカーブです。
本来はこう。みんなこれ。
ストレートネック
綺麗な真っ直ぐさ加減ですよね。
今の時代一番多いストレートネック。
首の骨にカーブがなくなり、真っ直ぐになってしまっている状態。
ちゃんとカーブがないと、5、6キロある頭の重さを支えられずに負担がかかります。
その負担が積み重なり、ひどい肩こりや頭痛などが起こるらしいです。
後弯
怖いこわい怖い!!
ストレートネックを通り越して首が逆にカーブしてしまっているのが頸椎後弯です。
私はこれだった!私のレントゲンもこうなってた!明らかにおかしいね!
首がこんなことになっていたならそりゃぁ、肩こり首こり頭痛腰痛って身体にいろいろな不調が起こるはずですよね。
突然首が回らなくなる恐怖
猛烈な痛みは本当に突然起こります。
普段から肩こりや首の付け根のこり、慢性的な頭痛がある人は結構要注意だと思います。
私の首の激痛の始まりは約1年前、朝の洗顔をしたときのこと。
顔をあげたら首が「グゥアっっっ」って狙撃されたかのような衝撃の激痛を感じ、その時は寝違えたのかな?と思っていました。
しかし、ちょっと動かすと「ヴっっっ」ってなる感じの痛みが3週間以上ずっと続きました。
頭を支えられなくて、顔を上げられない。
視界に映るのは地面のみ。
前を向いて歩くことが超大変だった。
寝違えただけで、上も横も向けない状態が1ヶ月も続くなんておかしい!と思い、やっと整形外科を受診。
レントゲンを撮った結果「ストレートネックが原因で筋肉が凝り固まった状態」だということで、一番痛いところにボックス注射をブスリ。
首にふっとい注射を打つって、かなり恐怖ですよ。
筋肉弛緩剤・痛み止め・胃薬の3点セットを処方され、痛みは数ヶ月かけて徐々に取れていきました。
思い返してみればその時も、ストレートネックを越してるとかなんとか医師と話をしました。
その医師は、ボックス注射打てば痛みは引くからその間に筋肉を緩める!的な感じの説明だったんですよね。
なので、首の骨に関しての説明や痛みの改善法は聞いてもあまりはっきりした答えはなかった。
それからは自分でストレートネックについて調べて、姿勢を意識したりストレッチやタオル枕をしてみたりと結構気を遣っていたつもりでした。
がしかし、激痛は再び突然やってきました。
目が覚めたらもうひどい激痛で起き上がれず、少し動くたびに悲鳴をあげ、痛くて泣く!
という大変な事態になってしまいました。
ずっと寝ているのが一番楽なんだろうけど、仕事もあるし家事もあるし日常生活あるからさ、そうもいかないよね。
両手とタオルを使って、首と頭をがっちり固定し、もぞもぞとほんの少しずつ体制を変えて、おそらくものすごく気持ち悪いであろう動きを繰り返しながらやっとの事で起き上がる。
それだけでかなりの消耗。超疲れる。
起きあがってからも、手で顎を支えて、頭にかかる重さを加減していないと痛くて立っていられない。
首が動かないから、一生懸命起き上がっても、顔も洗えないし化粧水も付けられない。
メイクもできないし着替えもできない。やば。
飲み物を飲むのさえ、コップでは無理で、ストローがないと大変。
1年前の痛みよりも更にひどかったので、これはさすがにやばいと思い、手術とかになるかもしれないと怖くなるくらいのレベル感でした。
一人じゃ歩けないので夫に支えてもらいながら外に出て、タクシーを拾ってもらい、近くの大学病院の救急外来へ。
そこで頚椎後弯症という恐ろしい言葉を知りました。
緊急性はないけれど、通常は前弯しているはずの首の骨が、ストレートネックどころか真っ直ぐを通り越して逆に曲がっている自分の首をはっきり見てきました。こわっ。
「姿勢が悪いせいで後弯してしまったのか?」と聞いたところ、「この感じはもともとでしょう」とのこと。
「え?そんな人いるの?」と思いましたが、大学病院の先生は、生まれつきだって言うんですよ。そんな人もいるそうです。
もしかしたら、「神経を圧迫している可能性もあるかも」ということだったけど、それはCTやMRIなどで見ないとわからないらしいので様子見の段階です。
あまりにも痛くて首を支えられなくて、本屋さんで発見した首枕というネックカラー付きの本を購入しました!!
本格的なネックカラーよりも支えは弱いですが、今の時期だとつけたままで外出してもそこまで違和感はないので、家でも仕事中もほぼこれをつけて過ごしていました。
本当に、少しの支えがあるだけでも首が楽になる。
とても重宝しています。
こういうやつ↓
原因と改善法
首が固まって激痛で動かせなくなってしまうのは、骨や神経に問題がなければ、原因は頚椎後弯による肩こり首こりが限界を超えて、硬直してしまい、強い痛みが起こっている状態。
改善するにはやっぱり、
- 筋肉をほぐすこと。
- コリをためないこと。
- 筋力をつけること。
「首の筋肉ってどうつけるんだよ」と内心思いましたが、黙って聞いていました。
女性は首が細く、筋力も少ないのに、頭の重さは男女で変わらない。
だから、女性の方が頭を支える力が足りなくて凝りやすいのだそうです。
さらに私は、首の骨が逆方向に曲がっているらしいので、骨自体の動きも悪く、そして少ない筋力で無理やり首を動かしているので、とっても疲れやすくて凝りやすいとのこと。
医師が「首からお尻まで多分まっすぐなんだと思うよ。背中も腰も痛いでしょう?」と言っていました。
そう、そうなのよ。
さすが、わかってんね!笑
肩と首だけではなくて、背中も痛いし、腰も痛い、お尻も凝りまくってる。
筋肉がガッチガチになってしまわないようにしないと、また激痛が来ると思うので、色々と調べてニチバンの『ロイヒつぼ膏』というものを購入してみました。
ニチバン『ロイヒつぼ膏』を買ってみた
チャック付き袋156枚入り:12枚×13シート
効能・効果:肩のこり、腰の痛み、打撲、捻挫、関節痛、筋肉痛、筋肉疲労、しもやけ、骨折痛有効成分(ノニル酸ワニリルアミド)のはたらきで温感刺激により、患部の血行をよくし、肩こりや腰痛の症状をやわらげる、小型丸形プラスターの温感タイプの貼り薬でございます。
見た目も、においも、よくおばぁちゃんとかがつけているアレですね。
直径2.8cmの丸い貼るやつが156枚も入っている!
こんだけあれば常に筋肉ほぐしていられるでしょう!!!
「におわない」と書いてあったけど、全然匂わない訳ではなくて、嗅げば普通に湿布の香りがします。
ただ、普通の湿布よりは弱い香りだと思います。
私は気になりませんが、苦手な人はパッケージの「におわない」表記に騙されないように注意が必要です。
手首に貼ってみましたがサイズ感はちょうどいい感じです。大判タイプもありますが枚数が少なくなるし、ツボなどにピンポイントで貼っていくならこのサイズで問題ないと思います。
- 貼りやすい丸形。
貼りやすく、ピンポイントに効く、直径2.8センチの丸形サイズでございます。あらびっくり!小さいのに、ピリリと効くのでございます。うれしい156枚入り。
- 辛口の温感刺激。
トウガラシ成分に似たノニル酸ワニリルアミドによる温感の刺激が、患部の血行を促進!サリチル酸メチル、ℓ-メントールなどの鎮痛消炎作用とあわせて、コリに効くのでございます。
コリの芯に直撃するようなヒリヒリとした効き目感は、温感タイプならではでございます。
- なんと!目立たない。
びっくり!よく付く。
色は、肌になじむベージュ色(つまりやや肌色)。近くに寄ってよく見ないと、ほとんどわからないほどであります。しかも極め付きの粘着力!
テープづくりによって培われたニチバン独自の技術によって、コリにぴたりとフィット。激しく動いてもはがれにくく、貼っていることを忘れてしまうほどの、貼り心地でございます。
- おお、汚れない
素材にレーヨン布を使用しております。これは水に強く、耐久性も強く、ちょっとの汚れは寄せつけないのでございます。こんなところでも、肌を考えた絆創膏を開発し続けてきたニチバンの技術の粋をご堪能いただけるのでございます。
公式サイトの説明文がチャーミングですね。
どんなキャラ設定なんだろうか。笑
『ロイヒつぼ膏』の使用感と効果
結構ピリピリする感じがあり、温感タイプなのでピリピリの後にじわっと暖かさを感じます。
皮膚が弱い人は、かぶれたりしてしまうこともあるらしいので、一応患部に貼る前に腕の内側などでパッチテストをした方がいいと思います。
私の場合は、かぶれよりも首が痛い方が嫌なのでテストはせず、購入して開封してすぐ貼り付けました。
一番最初に使用したときは、首もまだかなり痛い時だったし、ピリピリ感がこれまで使ったことのある湿布よりも強いと感じたので少し不安になり、早めに剥がしたら丸く赤くなっていました。
若干かゆみもあり、かぶれたかな?と思ったのですが、ピリピリと温感の効果で血行が良くなり赤くなっていただけみたいで、すぐ赤みは引きました。
敏感・乾燥肌の私でも大丈夫だったので良かったです。
「5時間から12時間貼っておく」と書いてありましたが、5時間も貼っていると暖かさはもう感じず、効いているのかそうでないのかの区別もつきません。
なので、寝るとき以外は、暖かさがなくなったら剥がして、新しいのをつけています。
入っている枚数が多くて安いのでガンガン使えるのがとても良い!!
よく貼っている部分は、首の付け根の髪の生え際ギリギリ部分、肩2箇所、肩甲骨の始まり部分、肩甲骨と背骨の間の両側です。
パッケージ裏や公式サイトの貼りポイント画像を参考にしつつ、自分でツボ押ししてみて気持ち良いところに貼っています。
背中とかだとかなり頑張っても難しい場所があるので、位置を覚えてもらって家族に貼ってもらうのが一番楽です。
一人の人は、無理すると危険。本当に危険。
救急車を呼ばないといけないくらい悶絶するので、すぐ電話できるように携帯はいつも近くに置いておこう。
2週間ほど使用してみて思ったことは、貼っているのと貼っていないのとでは、筋肉の張り具合が全然違うということ。
やっぱり、冷えるとこわばって凝りもひどくなるので、できるだけ温めてマッサージもして、ロイヒも貼ってってしていると、ものすごく体がマシなのが実感できます。
関節痛とか炎症がある場合は冷やした方がいいと思うので、温感タイプではなく冷感タイプの方が良いと思います。
私のように、筋肉が固まりすぎてしまうことが原因の辛い肩こりや首の痛み、腰痛などに悩んでいる人にはオススメです!!ぜひ一度使ってみてください。